始めはバイマンスリーや時事英語教本を使って授業をしていました。それはいいのですが、バイマンスリーは結構レベルが高いので使うことができるクラスは限定されます。時事英語教本にも一応ニュースは載っていますが、1回使えば終わりです。バイマンスリーの後ろの方には、茅ヶ崎のオリジナル教材を使った関東の教室の広告が載っていました。関東なら私もその教材が使えるだろうか?名古屋でもお願いしたら使わせてもらえるのだろうか?しかし、当時の私は勇気がなく1歩踏み出せずにいました。

1996年の年明けだったと思います。バイマンスリーを読んでいたら巻末に「協力校募集開始」のお知らせが載っていました。待望の茅ヶ崎方式全国展開です!とにかくバイマンスリーに載っている連絡先に電話。手が震えていました。ところが何回かけても繋がらない・・・。落ち着いてよく見たら番号を間違えていました。電話のリダイアルで掛けていたので間違った番号にずっとかけ続けていたのです・・・。ようやく正しい番号にかけ無事協力校になる手続きができました。

1995年12月号に掲載された「協力校募集」のお知らせ

なぜそんなに焦っていたかというと、当時の茅ヶ崎方式は1市町村1校という原則があったのです。協力校どうしの競合を防ぐ目的でした。実はうちのすぐ近くの英語学校も名乗りをあげていたのですが、そことうちとは区の境目で別々の区だったので(名古屋は1区1校でした)両校とも開校できました。

そこからはもううれしくて、とにかく茅ヶ崎の教室を見て勉強しようと、東京の本部がある九段校へ見学に。対応して下さった先生方がとても優しくほっとしたのを覚えています。ちょうど4月で九段校の近くにある千鳥ヶ淵の桜を見に連れて行っていただきました。桜を見ながら「頑張ろう!」って思いました。

そこから23年。今では教材ライターをさせて頂けるようになりました。当時と今ではずいぶん環境が変わってきています。文字媒体からネットへ。英語教材もいろいろと出てきた中で淘汰され、何よりバイマンスリーを受け継いだマンスリーが無くなってしまいました。教室ベースでしっかりとした基盤を築いてきた茅ヶ崎方式は小さいながら頑張っていますが、将来に向けた取り組みは必要となるでしょう。

おりしも当教室では新年度に向けて茅ヶ崎の説明会を行っています。茅ヶ崎の良さをどうしたらたくさんの人に伝えられるか。日々模索中です。