2021年大学入試共通テストをやってみた!

遅ればせながら明けましておめでとうございます。本年も英会話CHAT/茅ケ崎方式名古屋緑校をよろしくお願いいたします。

さて、先週末新しい大学入試の共通テストが行われましたね。皆さん、英語トライされましたか?私は昨日やってみました。以下、感想です。

<Reading>

新テストは、発音、文法問題がなく読解のみ。全体的に文法、語彙はそこまで難易度が高くないが、量がかなりあり、なおかつそれをちゃんと分析して解答する必要があるので読解力+速度+正確さが必要。また、文章と図表を比較しながら解答する問題もあり、それで結構時間が取られてしまう。読み慣れていない人は最後までたどりつくのはたいへんかもしれない。SNSではTOEIC的だという指摘を見かけたが、最後の2問くらいは文章も長く、語彙もそれなりに持っていないと手こずりそうだ。

ちなみに、読解問題で出てきた語彙を茅ヶ崎の4,000語で調べてみたところ、6問中5問まではCLASS2(中級)までの語彙でほぼ対応できた。最後の6問目の2題は、CLASS3(上級)レベルの語彙も出てきていた。

<Listening>

このテストからリスニングの配点はリーディングと同じ100点となっている。初めの2問は英語の読み上げが2回だが、その後は1回となる。後半の方が明らかに難しいのになぜその部分が1回なのか・・・疑問だ。

ということで、最初の問題は2回の読み上げもあり難易度は高くない。3問目も1回の読み上げとはいえ、会話を聞いて問題の答えを選択しから選ぶので会話の聞き取りが出来ればこなせる。しかし、その後は選択肢にグラフや表が出てくる。一応問題文と表を読む時間は与えられるが、日ごろ図表に触れていない私にとってはそれが何を表しているのか理解しようとしている間に問題文の読み上げが始まってしまう(日ごろ数学等で頭を鍛えている学生さんはそうではないと思うが)。頭がパニックになりつつそれでも何とか進むと、最後は4人の会話でそれぞれの意見をとらえる問題だ。女性2人、男性2人なので同性の2人の区別をつけなければと考えつつ聞いている間に、情報を聞き逃す・・・。どうも、日本人は日本語英語のように国籍の違う英語で話していたようだ。しかし、パニック頭にはそんな余裕はなかった・・・。

リスニングも、リーディングと同じく、聞き取った内容を基に図表などを読んだり埋めたりしなければならない。ただ、流れる英語はそれほど早くなく、内容も普段茅ヶ崎のクラスで聞いているニュース程複雑ではない。茅ヶ崎のCLASS2レベルのニュースの聞き取りが出来て、問題形式に慣れれば何とかなるのではと思われた。

全体的に見ると、どちらのパートもいかに早く正確に内容が理解でき、応用できるかを問われているようで、より実用的になっている感じだ。