オーストラリア旅行記

Nahoko in Perth

第4回

ただいま!23日に無事帰国しました。
オーストラリアは時差が1時間なので時差ぼけもなく快調です。
さて、今回はワイルドフラワーツアーについてです。

オーストラリアは早春。花々が芽を吹き咲き始めていました。
動物同様オーストラリア大陸は独特の植物がたくさんあります。
今回はそのような野生の花々をみるツアーに参加しました。
ガイドのフレッドさんは先生を退職したあとボランティアとして
珍種の植物をみつける活動をされていたそうで
これまでにもたくさんの実績を上げられている方です。
その時々の旬の花々を求めてのツアーです。
9日目
はじめはパースにちかいWireless Hillで花を観察しました。
あいにくの雨模様の中「カンガルーポー(カンガルーの手)」
「スパイダーオーキッド(蜘蛛のような形の蘭)」などをみました。

オーストラリアの野生の蘭は、日本で見るような大きなものではなく
小さく可憐な花でした。
蘭に限らず花は小さいものが多いのですがよく見ると
みなとてもかわいらしい。
普段忙しくて花をめでることなど滅多にない私にはかなり新鮮な経験でした。

この日はあいにくの小雨でしたが、それでもバスの横にテーブルを出し
モーニングコーヒータイム。イギリスの文化が生きています。

そのあとは、パースの東に位置する山脈へ、といっても低いのですが。
さらにたくさんの花を見ました。
しかし、ガイドさんが英語で花の名前を言っても
聞いたことのないものばかりでちんぷんかんぷん。
随行してくれた日本人ガイドさんの説明がありがたかったです。

私が一番気に入ったPimeria
そうそう、山の中で野生のカンガルーを見ました。
動物園で見たものとは比較にならないくらい大きくて
強そうでした。ちょっと感激!

10日目
朝、ホストファミリーに別れを告げタクシーでパースへ。
なるべく普通に旅立とうと思っていましたが、
別れ際はやはり悲しかったです。
荷物を預け、パースに別れを告げに行きました。
前にも書いたようにパースはスワン川に面した街です。
最後に川の向こうから街が見たくてフェリーに乗りました。
7分で向こう岸に。川を挟んだ向こう側にはビルがそびえたつ
パースの町。目を移すとキングスパークも見えます。
そしてはるか遠くにはワイルドフラワーツアーで行った山々。
しっかりとこの目に焼き付けてきました。

今回訪れたパースの町はシドニーやゴールドコーストのように
たくさん観光地があるわけではないのですが
非常にすみやすいきれいな街でした。
公共交通システムもわかりやすく移動も楽でした。
さらに、市内はキャットバスという無料バスが3路線あり
移動が便利です。
ただ、6時過ぎると本数が激減するのが困りましたが。

また、機会があれば是非ツアーをしたいと思っています。

第3回最終版

CHATの皆様
パースもいよいよ最終日です。
週末はCITYにでて来れなかったので
メールが書けませんでした。ホストファミリーとの
週末とワイルドフラワーツアーについて書きます。

5、6、7日目

金曜日の夜は期待していたようなパブではなく
パブもあるビストロでした。
なので、ノーアルコールでした。
ちょっと残念!しかし、食事の後、夜のドライブ
に連れて行ってくれました。
行き先は夜のキングスパーク。
スワン川とパース市内を一望できる
展望台からの夜景は、百万$
にも値する素晴らしいものでした。
その後インド洋沿いの道をドライブしましたが、
とにかく真っ暗。日本だと遠くの島や半島
いきかう船の灯が結構ついていますが
インド洋は漆黒でした。夜空との
境が全く無く真っ黒の中に月が不気味にうかんでいました。

さて、この土日は普段仕事で忙しくしている
ホストファミリーとゆっくり過ごす予定です。
土曜日は近くにあるショッピングモールに連れて行ってもらいました。
「ガレリア」という巨大ショッピングモールです。
日本のイオンみたいな感じ。映画館もあって。
こちらでショッピングをしても基本的にはほとんど
日本と値段が変わりません。果物はやすいかな。
衣料品も本もひょっとしたら日本の方がやすいかも。

午後にはフリマントルという港町に行きました。
週末にはマーケットがあるのです。
1800年代につくられた、ライムストーン
の建物が残っている趣のある町です。
スワン川とインド洋に望む町の先端には
海洋博物館が1年前に作られています。
シドニーのオペラハウスを思わせる建物です。
この日はひたすらショッピング。

夕方からホストマザー、ケリーのお姉さんの家に
行きました。タスマニアに住んでいるケリー
の両親が帰って来ているので会いにいったのです。
この週末は、その他にも沢山の人に会いましたが、
初めて会う人と話をするのは難しいです。
特に皆が話をしていると、話題も分からないし
どうしても話にはいれないのですが、
これもリスニングの勉強とおもい一生懸命
聞いていました。でも、難しいです。

日曜日は朝ゆっくりTVを見てその後
車で20分くらいの所にあるヒラリーズ
というビーチに行きました。
ヨットハーバーの横に、レストランやお店が
立ち並ぶ賑やかなところです。
その日はケリーの友達トリッシュの家族と一緒でしたが、
トリッシュのご主人がバイクで行くので
その後ろに乗らないかと誘われました。
面白そうでしたが、恐そうでもあったので
固辞しました。
昼食にfish&chipsを食べましたが、
1人分ずつわらばん紙にくるまれて
でてくるのがおもしろい。量はひたすら多いので
日本人なら2人で1人前でしょうか。

ところで、ホストファミリーとの会話ですが
ケリーとの会話はそれほど問題がなかったのですが
お父さんのGregの英語は非常に聞き取りにくく
苦労しました。いつもケリーに通訳してもらっていました。
ですから会話はだいたい私とケリーです。
今回のツアーでは1時間半の各家庭での
レッスンが予定に組み込まれていましたが
私は日常会話がしたいと言っておいたので
TVをみながらの会話がレッスンでした。
ケリーお気に入りのサスペンスをみながら
いろいろとおしゃべりしました。
でも、主には家族や夫の話です。

一番盛り上がったのは夫の話。
人の話を聞かない、テレビのチャンネルをやたらぱちぱち
かえる、スポーツを見始めたら動かないなどなど。
お互いの夫の行動が余りにも似ているので大笑い。
国はちがっても、夫は同じなんですね。

(妻の行き届かない点を我慢しているのも各国共通でしょう。多分。注)夫 久富惠雄)

ケリーは本当に良い人で、彼女の所に
スティできて私は本当にラッキーでした。
昨日は最後の夜。お互いにプレゼントを渡しながら
思わず涙ぐんでしまいました。
今朝も非常に別れを惜しんでくれました。

子供たちもなついてくれていて、
昨日は息子のハーレーが手作りのカードをくれました。
感激!

もっと、もっと書きたい事がありますが
そろそろ行かないといけません。

ワイルドフラワーは帰って行ってから写真とともに
アップします。

明日の今ごろには日本です。

では、皆さんCHATでお会いしましょう。

Nahoko

第2回目

CHATの皆様

オーストラリアも4日目です。
今日は初めてのフリーの日なので、これまでの報告をゆっくり書こうと
思います。

1日目
シンガポールからパースへ到着したのが真夜中過ぎ。
ホテルへ着いたのは2時近くでした。
でも朝は10時前からツアー初日のスタートです。
この日はオリエンテーションもかねて
市内観光へ。これからずっとアテンドしてくれる
ガイドさんは日本人でなんと緑区鳴海出身の女性
志乃さん。What a small world!

パースはスワン川という大きな川に面した
町で、中心に大きなビルがいくつかある
だけの小さな町です。でも、川と緑に
囲まれたこの町はとても美しく、兼高かおるさんが
かつて世界で一番きれいな町といったとか。

その町を一望できるのがキングスパークです。
もう素晴らしいの一言!
視界を遮る物がないので視界一面に広がる
川と緑の町並み。そこへそびえ立つ近代的なビル!
しばらくぼーっと見ていました。
キングスパークは植物園にもなっていて
オーストラリアの植物をみることができます。

スワン川に臨むレストランでヨットハーバーを
眺めながら昼食をとったあとは町の散策。
そして、いよいよホストファミリーとの対面でした。

ながーい、ながーい1日。ホストマザー
のお気に入りのサスペンスドラマをみていても
どうにも眠いので9時半にはベッドへ入りました。

2日目

抱っこしたウォンバットは35キロもありました

カンガルーは空腹なのかいっぱいよってきました

午前中野生動物園でカンガルーに餌をやり、
ウォンバットを抱いて写真をとり
駱駝に乗ってちょっとスリルを味わって
コアラを触ったあと、
(エミュの緑色の卵もみました)
午後がこの日のメインイベントです。
近くの老人ホームを訪問し、交流をはかるというものです。
私達は、習字を教えようと事前に準備をしていました。

12人が参加してくれました。
私達のグループが英語で自己紹介をしたあと
それぞれの参加者の名前をカタカナで半紙に書いて
それを練習してもらい最終的に色紙に書いてもらいました。
全員習字は初めてでしたが、私達の書いたお手本を
見ながら、一生懸命書いてくださいました。
結構上手でしたよ。なかには、とても芸術的なのもありましたが。

それからお茶をのみながらおしゃべりをしました。
男性で「いち、に、さん、し、ご」と日本語で数を数えられたかたが
いたので、つい「上手ですね、何処で習われたんですか」
と聞いたら「戦争中に」といわれ、一瞬言葉につまりました。

70前後の方は太平洋戦争を経験していて、たとえば
ビルマ産まれという方もいました。アジアの国のように
日本に対する敵意や嫌悪はないようですが、
言葉には気をつけないといけないですね。

皆で折り紙を楽しんだあと、施設を案内してもらいました。
老人ホームと言っても、とてもゆったりとした施設でした。
敷地内の広い庭に家がいくつかあってそこに入居者は
住んでいます。看病が必要な人は、メインビルにある
部屋に住み目が行き届くようになっています。
庭にはさまざまな木が植えられ、鳥もいます。
犬も2匹いました。

日本ではまだ少ないこのような施設に
私達はつい自分達の老後を重ね合わせ
ため息をついたのでした。
日本にもこういった施設が増えるといいですね。

3日目
朝7時前に家をでて、インド洋に浮かぶ島ロットネスト島へ。
インド洋を見るのは初めてなので、非常に楽しみにしていました。
船でパースを出発して、始めの1時間はスワン川を下ります。
川の両岸は豪邸が多く、中には10億という豪邸も。
川下りの途中で、泳いでいるイルカをみました。
ラッキー!この調子なら鯨も見られるかも。

ロットネスト島から見るインド洋は圧巻でした。
侵食された奇妙な形の岩に砕ける波も
エメラルドグリーン!透けるような
きれいな水でした。

残念ながら鯨は見られませんでしたが
島に生息するこれも有袋類のクォッカは
いっぱいみました。リスを大きくした感じですが
袋があり、足や尻尾はカンガルーみたい。

島は、かつては軍が使っていたようで、大砲が
まだ残っています。
また、島の周りは珊瑚礁などがあり船がかつては
よく座礁したようです。嵐で座礁した日本船の碇が残されて
いました。

島のバスツアーは2時間で英語でしたが
ところどころ?というところがあります。
まだまだ、修行が足りない私です。

ツアーが終わってパースに着いたのが5時半。
それからバスに乗って家に帰るころにはもう
日が落ちています。心配したホストマザーが
車で途中のバスステーションまで迎えに来てくれる
ことになっていました。バスステーションから
電話すると「5分で迎えにいくよ」という返事。
「じゃあ入口でまってるね」と電話を切り
5分待ち、10分待っても現れない。
この旅行で初めてどきどきしました。
結局良くあるように別の入口で待っていただけだったんですが
警備のお兄さんが教えてくれなかったら
ずーっと待っていたかも。
携帯がない生活はやはり不便ですね。

さて、今日から週末は予定がなくホストファミリーと
過ごします。とりあえず今日の夜はパブに連れていって
もらえることになっています。
楽しみですが、飲みすぎないようにきをつけよう!

また、お知らせします。

第1回目

CHAtの皆様

昨日パースへ無事到着しました。
昨日は1日観光して夕方からホストファミリーへ。
わくわくドキドキのご対面です。

私のホームスティ先は小学生の子供2人と犬と猫それぞれ2匹ずつ
居る賑やかなお宅です。お母さんはとてもフレンダリーで
テラスでコーヒーを呑みながらいろいろと
お話をしました。子供たちも人なつっこくて
UNOやゲームをして交流をはかっています。
どうも子供達の方がレベルが合っているかも。

オーストラリア英語は、うーん、思った程でもないですが
時々分からない事があります。その場合は、何度も聞き返すと
分かりやすく言ってくれます。でも、バスの運転手さんとかは
聞き取りが難しい!実は今日初めてバスでパースの町に行く時に
(家からパースまでバスで50分くらいかかります)
小銭を持たないでいって、バスにおつりがなく
困ったことになったのです。結局まあいいよという
事になったのですが、(つまり大きな声では言えないのですが
3$のところ2$しか払っていない)
冷汗をかきました。

オーストラリアの自然は素晴らしいです。
動物も植物も全く日本にはないものばかり。
とくに、普通に飛んでいる鳥が原色というのが
ビックリ。緑や黄色やピンクとカラフルです。
「28」という名前の鳥は全身が緑で
本当にきれいです。いづれ写真が送れたら送ります。

Twenty eight
ではまた。

奈保子

オーストラリア研修日程
2004年9月13日(月)~23日(木)
シンガポール経由でパースへ入ります。ホームスティ、現地の方との交流会、ワイルドフラワーツアーと盛りだくさんの内容です。ホームスティ先での英語レッスンもあります。
このページでは、研修の様子をタイムリーに報告する予定です。但し、現地の状況やこちらの技術の問題で出来ないこともあるかもしれません。その場合は、帰国後しっかりアップしますね。
とにかく初めての場所、初めての経験で行ってみないとわからないですが、しっかり楽しんできますね。
じゃあ、いってきます!